10/26(木)…アフガンのマグニチュード6.3四連発地震のこと

災害・ハザードマップ
トーイ
トーイ

10/8の投稿にもあったアフガニスタンの地震は驚きのデータだったそうだワン

たかむら
たかむら

短期間に、まったく同じマグニチュード6.3の地震が、まったく同じエリアで4回も起きたことが異常すぎる、という専門家の見解が出てるね

アフガン地震は“四つ子地震”、「ありえない」と科学者ら唖然
アフガニスタンで1週間余りの間にマグニチュード6.3の地震が4回続けて発生し、科学者たちを驚かせている。一連の「ドミノ地震」がさらなる地震の引き金をひくのかどうかは、誰にもわからない。
トーイ
トーイ

ナショナルジオグラフィックのサイトでは、震度の数字は出ていないそな

たかむら
たかむら

地震計もない地域だし、アメリカの地質調査所の公表データだしね

トーイ
トーイ

震度は日本だけの基準だなも

いちばん弱い震度0から最強の震度7まであるぞな

たかむら
たかむら

震度8だと、もう地球が割れているレベルだからあえて設定してないってのを聞いたことがあるような

こんにちは、髙村むねかつ です。

連日暗いニュースが多い中、昨日は東京都内で積もるほどの雹(ひょう)が降るなど、地球もなんだか容赦なくそのチカラを振るってきてますね。

これまで災害への備えを意識して地震について何度か投稿を重ねてきました。むしろ、こうして記事にしているあいだ、つまりだれかが関心を持っているあいだはあまり災害が起こらないという願かけのようなジンクスのような思いもあります。

上のナショジオの記事にもありますとおり、これまで前例のないことが続いています。けれども、ながい地球の歴史から見れば人類史は微々たるものです。わたしたちが感じる自然災害の異常性は、データがない、記録がないというだけでしかありません。上の震度8の設定がないなど、何の対策もうつことができない「想定外」はもちろんあります。

しかし、「想定外」のことが起きてから「想定外」というワードを使うのは傲り(おごり)でしかありません。その記録が残っているうちは人類は生き延びているからです。

この投稿で取り上げているアフガニスタンのニュースも、もちろん他人事ではありません。いまだ記憶にあたらしい東日本大震災も複雑なかたちで3つの巨大な破壊が連続して発生しています。もちろん、それまでに例のない=データのない規模で。

トーイ
トーイ

東日本大震災は、アウターライズ地震といわれてるぞな

たかむら
たかむら

太平洋プレートが東北日本が載っているユーラシアプレートと衝突する前に少し盛り上がっている場所のことをいうみたいだね

アウターライズの図解(ウェザーニュース社サイトより引用)
トーイ
トーイ

じつは、 

1896年 明治三陸地震(M8.5)
1933年 昭和三陸地震(M8.1)

2004年 スマトラ島沖地震(M9.1)
2012年 スマトラ島沖地震(M8.6)

2006年 千島列島沖地震(M7.8)
2007年 千島列島沖地震(M8.2)

と、頻繁に起こってるんだワン

たかむら
たかむら

どれも超巨大地震なんだけれど、マグニチュードのちがいがいつも不思議なんだよ

トーイ
トーイ

気象庁の電球で例えた説明がすこしわかりやすいぞな

まず震度だなも

震度の説明図(気象庁PDFから引用)
たかむら
たかむら

なるほど、だからあちこちに震度計を設置して震源地を重要視してるんだ

トーイ
トーイ

そうだワン

つぎは、マグニチュードだぞい

マグニチュードの説明図(気象庁PDFから引用)
トーイ
トーイ

地震の強さを震度のような点ではなく、面でとらえる考えかたと理解しているぞな

上のアフガニスタンの四つ子地震では、科学者が「ありえない」という見出しをもちいています。記事をよく読むとわかるのですが、地震がかならず断層で発生することを前提にしています。

火山爆発も、地震のエネルギーになりますよね。

本日はこれにて失礼します。