すっかり寒いぞな
あれだけ暑かったのにね
これだけ気温がさがっても、むしろトーイはうれしそうだ
スーパーウルトラお散歩シーズンの到来だワン
それいうと思ってたよ…
こんばんは、髙村むねかつ です。
祖父江町では、なんとも風が強く冷たい一日となっています。これだけ東西に広がっていると、旧稲沢市内、とくに下津エリアとは気候がまったく違うことがあります。とくに、祖父江町は「伊吹おろし」の影響が強いので。
ウィキペデイアによると、伊吹颪(いぶきおろし)は、濃尾平野から渥美半島にかけての地域において、冬季に北西の方角から吹く季節風の呼び名だそうだワン
これらの地方から見て伊吹山の方角から吹くことからこの名があるそうだぞな
でも「冬季以外も伊吹山方面から風が吹くが、特に呼称はない」とのことだなも
あら、そうなの…?
とはいえ、この時期のちょい荒れ気味の天候は、ぎんなん農家さん、生産者さんにとっての「かきいれ時」なことを教えてくれます
今年のぎんなんはどうなんでしょうか
昨日まで、その1、その2として、宮崎県都城市が打ち出した500万円にものぼる高額支援金をキャッチフレーズとした全国からの移住者募集キャンペーンの話題を取り上げてきました。
こんなパンフレットで募集されています
500万円!の文字が超目立ってるだワン!
ところが、実際は公式のチラシにあるとおり条件次第では700万円にも、そして1,000万円超えにもなるようです。なにしろ、上限がありません。
まるでケータイやスマホのMNP?
ケータイやスマホで他社に乗り換えることを「MNP(モバイルナンバーポータビリティ)」といいます。すっかりおなじみになりましたね。
以前は「うちの会社に移ってきてから2年間は他の携帯会社(キャリア)へまた移るのはだめですよ。もし、どうしてもそれをしたいなら所定の違約金を払ってくださいね」という契約の縛り(期間)がありました。これは、総務省の指導のもと消費者・ユーザーにとって不利益になるとして廃止されました。
もちろん、携帯会社が利益を出しすぎだという批判もあってのことですが
そして、今回の話題となっているの都城市の支援金には「5年間」という約束事があります。これ自体はとくに批判にあたるところはありません。移住者にとって不利益になるところも特に見当たりませんし。むしろ、都城市では令和5年4月分から「保育料の完全無料化」を打ち出しているので、移住のケースによってはメリットのほうが大きいですね。
でも、このふたつ、なんかどことなく同じ匂いがします。
その気になれば…再移住も可能
では、今後5年間で、IUJターンといわれるこうした全国的な移住の取り組みが完全に無くなってしまうことはあるのでしょうか。
いえ、さすがにそれは想像し難いですよね。
引っ越しして5年たってから、気に入らなかったり、もっと良い条件のまちが見つかるかもしれないぞな
それならもちろん、再度の移住も検討できるよね
そしたら、あたらしいお散歩コースが開拓できるだワン
いいよ
とことん付き合ってあげるよ
数年後、再移住ブームが来るのか?
そんな時代が来るのかどうかは正直なところわかりません
けれども、こうした移住政策は、その予算額の大きさからも市町村が単独で仕掛けれるものとは到底思えません
もしかすると、ぞな
そう
もしかすると、だね
新モビリティ時代の到来
いまの日本は、地方の過疎化に苦しんでいます。
「名古屋市のベッドタウン」をうたうこの稲沢市が、過疎化に苦しんでいるかどうかについてはいまのわたしにはわかりません
おいらのベッドはふたつあるワン
う、うん
国土交通省が「国土交通白書 2020」なる資料の中でこんなことを公表しています。
東京一極集中と地方への影響
https://www.mlit.go.jp/hakusyo/mlit/r01/hakusho/r02/html/n1112000.html
2018年(平成30年)には転入超過が13.6万人となり、東京圏には日本の人口の29%を占める約3,700万人が住むなど注6、東京圏に人口が一極集中している
国はもしかすると…?
都城市があらたな移住のモデルとなるのか?
世界一の半導体生産企業「TSMC」の工場建設など、宮崎県のある九州は産業復活でいまなにかと話題になっています。求人募集もすごそうですね。地震が少ないという触れ込みで、企業の誘致合戦にも熱心なところでした。あの熊本地震 (2016年・平成28年)が来るまでは。
その九州は宮崎県で、宮崎市に次ぎ県内第2の人口をほこる主要都市の都城市がここまでクローズアップされたのは、その高額移住支援金キャンペーンの魅力だけなのでしょうか。
移住希望者に求められるもの
たしかな情報収集と、確実な人生設計です
失敗したいひとなんて、だれもいないワン
だから、受け入れるまちの行政や自治体も、しっかりと情報を共有し、移住者にがっかりさせないサポート体制づくりが必要不可欠なんだ
都城市にとっての課題(クエスト)
ずばり、移住政策にたずさわる人材の育成と確保です
行政の基本は「継続」と教わったぞな
そうだね
それが、成長しつづけることを求められる民間企業との一番のちがいだね
いっときのキャンペーンをぶち上げること、それ自体は難しいものではありません。移住といえば、とくに子どもたちにとっては大きく将来に影響を及ぼすものです。
その是非(良し悪し)は、もちろんひとそれぞれです
今後ただしい移住の知識、情報が共有されることを切に願います
「このまちをデザインする」をモットーに、日本のほぼど真ん中、愛知県の最西、すでに半生を過ごしたここ稲沢市でエヴリデイ東奔西走中!
” ONE! INAZAWA – Our New (Next) Experience ”
当サイトは、2008年からはじめたブログ「ニュース!1730(イナザワ)」を継承しています。
二十歳ではじめての国府宮はだかまつり参加以来、市内勤務を経て2001年より稲沢市在住。その後、長女の出産、ボランティア活動などあらゆる出会い、体験・経験を経て、2008年より祖父江町四貫地区(長岡校区)にて居を構えています。
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