どうしてニンゲンは乗り物が大好きなんだなも?
そりゃあラクだしね
それに目的地につくのもはやいからさ
あと、やっぱりどんな乗り物でも楽しいよね
見出しのとおりですが、宇都宮市には全国一の総延長距離を誇る自転車専用通行帯が敷設されていることが、地元自治体の調査で判明しました。このニュースは、宇都宮のローカル新聞社サイト「下野新聞SOON」で配信されるやいなやYahoo!ニュースなどの大手ニュース配信サイトで大きく取り上げられています。
近隣の自転車専用通行帯の話題
自転車専用通行帯については、以前から興味深くとりあげてきました。じっさいに現地に赴いてリサーチしてきた記事がつぎのエントリーです。
その中でも触れていますが、近年の自転車ムーブメントの盛り上がりに対して、名古屋市内では既存の国道の一車線を活用して約3.5mほどの幅の専用帯を設けており現在も各所で新設もしくは延長工事はつづいています。
稲沢市とモビリティ
自転車専用通行帯は、歩道と区分することで歩行者、自転車、自動車の安全な共存をはかる取り組みとして将来に渡る市民の生活の質の向上に大きく影響をあたえるものです。特に、日々のくらしの中で欠かせない通勤、通学、買い物、レジャーなどそのほとんどすべてに移動がともないます。こうした、快適さと安全性を両立するための施策にはコストも含めてまだまだ多くの議論や手続きが必要です。
ふりかえって、わたしたちの稲沢市においては、すでにちりぢりになっていますが「尾張サイクリングロード」を除き自転車専用通行帯はわたしの知る限り敷設されていません。Wikipediaによると、この「尾張サイクリングロード」は2006年(平成18年)3月に廃止されたそうです。けっこう最近まで存続していたんですね。そのイメージはありませんでした。
愛知県海部郡大治町にある大治浄水場から愛知県一宮市にある朝日取水場までの名古屋市上下水道局の水道送水幹線上に整備されていた。現在は跡地が「尾張水道みち」という名称に変更されており、廃止以降全く整備されていないが、自転車と歩行者の通行が可能となっている。
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/尾張サイクリングロード
その反面、年間観光入込客数100万人を超える稲沢市祖父江町では、休日にもなれば各地からあつまるロードバイク愛好家の姿を見かけない日はありません。5/22のサイクリングの日にこんな記事を公開しました。休日のドライバーとそれほど大きな速度差もなく県道130号馬飼井堀線を駆け抜けていくその姿は、あたらしいモビリティとレジャー、観光を通じたQOL向上を感じさせてくれます。
上の画像は2023年5月27日午後7時ごろに撮影した名鉄国府宮駅の西側の公共駐輪場です。この時間でご覧のように自転車で溢れかえっていることにはなにか理由がありそうですがそれはひとまずさておき、この満車状態を解消するためにはやはり駐輪場の増設など物理的な取り組みが急務です。
モビリティとQOL
上でも述べましたとおり、暮らしに不可欠なモビリティ、この場合は「乗り物」ではなく「移動」ですが、道路交通法をはじめとした法整備やGX推進となる電動アシスト自転車、eバイクの登場などとともに、その環境は近年目まぐるしくアップデートされています。あたらしい時代のモビリティに対しては、斬新なアイデアとともに持続的な取り組みとするための将来の維持、保全も含めた議論が必要不可欠です。
また、この稲沢市では自転車というモビリティはくらしに欠かせないツールとして他のどのまちよりも愛されているな、という印象をもっています。さらに余談になりますが、恥ずかしながら「自転車預り所」の存在について初めて知ったのは、はだかまつりに初参加したはたちの頃です。
近年の自転車にまつわるさまざまなムーブメントの中でやはりわたし自身も常にアップデートしていかなかればなりません。
どうしてオイラたちみたいに走らないんだぞい?
いや、そういうわけじゃ…
それに、キミたちみたいに足も速くないし
(あの無限のスタミナはどこから湧き出てくるんだろう…)
「このまちをデザインする」をモットーに、日本のほぼど真ん中、愛知県の最西、すでに半生を過ごしたここ稲沢市でエヴリデイ東奔西走中!
” ONE! INAZAWA – Our New (Next) Experience ”
当サイトは、2008年からはじめたブログ「ニュース!1730(イナザワ)」を継承しています。
二十歳ではじめての国府宮はだかまつり参加以来、市内勤務を経て2001年より稲沢市在住。その後、長女の出産、ボランティア活動などあらゆる出会い、体験・経験を経て、2008年より祖父江町四貫地区(長岡校区)にて居を構えています。
〒495-0033 愛知県稲沢市祖父江町四貫南中桐634-2
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