我が家の複合的災害リスクがひと目でわかる国土地理院の「重ねるハザードマップ」のご紹介

先ほど、6/21早朝に愛知県西部を震源とするM3.2の地震が発生しました。しかし、観測された震度は1ながらもいずれも岐阜と三重というなんとも奇妙な現象でした。

情報源ならびに引用元は、tenki.jpの以下のページです。

地震情報 06月21日 06時17分頃発生 最大震度：1 - tenki.jp

地震発生時刻：2023年06月21日 06時17分頃 最大震度：1 震源地：愛知県西部 この地震による津波の心配はありません。

earthquake.tenki.jp

災害予想情報・データを視覚化する

今回ご紹介する国土地理院の「重ねるハザードマップ」は、地図（と写真）データ上に、洪水・土砂災害・高潮・津波のリスク情報、道路防災情報、土地の特徴・成り立ちなどを自由に重ねて表示することで、身の回りの災害リスクを視覚的に理解するためのものです。

じっさいに「稲沢市」で検索して見てみるとそこには…

いきなり何か注意を促す小窓が表示されました。拡大して見てみると…

文字起こしするとつぎのとおりです。ちなみにこの矢印が指し示す位置は稲沢市役所です。

愛知県稲沢市
・この場所では、最悪の場合、洪水による浸水が発生してその深さが50センチメートルから3メートルになることが想定されています。これは床上浸水に相当する深さです。
水害発生のおそれがある場合には、浸水が想定されない場所へ早期に避難することが必要です。
浸水が解消するまで我慢でき、水や食料などの備えが十分であれば２階以上の屋内で安全を確保することも可能です。
避難場所や避難経路などについてはお住まいの地域のハザードマップをご確認ください。

「重ねるハザードマップ」で表示した稲沢市

サブタイトルに「～自由にリスク情報を調べる～」とあるこの国土地理院のハザードマップ。すこしモヤッとして見づらいですが、これがじっさいの画面です。津波、高波、土砂崩れの心配はまったくありませんが、やはり線状降水帯発生などの豪雨の際の浸水がネックになりますね。

なお、じっさいの地図上で地点をクリックすると音声で「想定される浸水深は●メートル未満」などのガイドも行ってくれます。

以前、同様のハザードマップの記事を投稿していますので、お手すきの際にでもご一読ください。

南海トラフ地震はいつ起きるのか？稲沢市内の各種ハザードマップも読み解いてみる。

稲沢市でほんとうに怖いのは、地震そのものではなく立地条件とそれにより発生する二次・三次の災害「液状化」です。

takamura.jp

2023.03.26

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