今日のお題の「GX」って何ぞな?
「DX」、デジタルトランスフォーメーションがデジタル化で便利さを追い求めるものなら、GXは暮らしの中のあらゆるものをあたらしい環境技術で置き換えつつQOLを上げていく考えかただよ
このふたつは本来いっしょに進めていかなれければならないんだ
DXもだけど「X」って文字はドコから来たのかいね?
どことなくインパクトが強いぞな
トランスフォーメーションはもちろん英語だけれど、もとの「Trans」という単語の「変容」とか「交わる」とか「横切る」と同じ意味をもつ「Cross(クロス)」を当て字的に使ってるんだよ
だから「X(クロス)」なのさ
暮らしや仕事の一部をIT化、デジタル化していく取り組みであるDX(デジタルトランスフォーメーション)について、これまでいくつかの話題をとりあげてきました。コロナ禍を契機として、リモートワークなど新しいライフスタイルが生まれてきましたが、同時にそれまで下火となりつつあったIT導入も息を吹き返しました。そうしてさまざまなIT環境が整った中で、ポストコロナのいま、DXは加速的に社会に広がっています。
電動アシスト自転車とは切り離せない「GX」
IT技術をベースとするDXと同様に、世界的に進められているのが「GX(グリーントランスフォーメーション)」です。いまひとつ日本国内で見かけることがありませんが、これは環境保全イメージの強いSDGsの影に隠れているからなのでしょうか。
GXは、DXと同様に日常の中の一部を「環境に関するあたらしい技術」で置き換えていくことでQOLを上げる取り組みです。よく耳にするものとして、地球温暖化などの環境問題解決、カーボンニュートラルなどがあります。身近な例では、PHEVやハイブリッドなどのクルマもそうですね。
化石燃料であるガソリンが環境に与える負荷を減らすために、日々あらゆる研究開発が進められていますが、そうした経緯を見ても、今回タイトルにもしています”電動アシスト自転車”はGXのパイオニア的存在といえます。ヤマハ発動機が世界ではじめて電動アシスト自転車を世に送り出したのはなんと1993年、つまり30年も前のことです。
電動アシスト自転車の購入補助金は?
結論から申し上げると、この投稿執筆時の2023年6月現在、愛知県稲沢市にはありません。愛知県下では、いくつかの自治体が電動アシスト自転車の購入に際して補助金を出していましたが、いずれもすでに終了しています。申込みは先着順となるので、すでに予算に達してしまった自治体ばかりです。
そのうち、愛知県蒲郡市のホームページ上には令和5年度の補助実施のページがいまも公開されていますので、参考ケースとしてご紹介します。
蒲郡市にのケースでは、電動アシスト自転車購入の補助金対象となるのは、つぎのかたです。
18歳以上の方のうち、以下の要件を満たす方とします。
令和5年度 電動アシスト自転車購入費補助金の募集について(前期受付終了しました):https://www.city.gamagori.lg.jp/unit/kankyo/dendou-assist-jitensha.html
(要件)
・通勤や通学、買い物などの日常の移動手段に電動アシスト自転車を積極的に活用し、自動車、自動二輪車又は原動機付自転車等に頼らない生活を実践しようとする方
・蒲郡市内に住所があり、居住している方
・市税を滞納していない方
特にきびしい条件でもありませんので、市内の多くの方が対象となりますね。
気になる補助金の額は以下のとおりです。
(補助金額)
電動アシスト自転車本体購入価格(税込み)の3分の1(100円未満切捨て)とし、上限は15,000円です。(件数)
前期50件、後期50件(予算がなくなり次第、募集を終了します。)(注意事項)
1世帯につき1回申請できます。
購入日から5年以内に、市長の承認なく処分や譲渡を行った場合、補助金を返還していただきます。
ずいぶんと価格がこなれてきた電動アシスト自転車なので、1万5000円の補助、助成はけして少ない金額とはいえません。むしろ、1回あたりの充電による航続距離にいちばん恩恵のでかいのがバッテリーなので、1万5000円分予算が増えることになればより容量の大きな上位機種を選ぶことができるなど、選択の幅が広がります。
その他の条件(要件)としては、自ら使用する目的で購入するもの、蒲郡市内の店舗で購入するもの(中古品、転売品は対象外)、防犯登録を受け、かつTSマーク(自転車店の整備士による点検で保険も付帯してきます)が貼付されているものとされています。いずれも自治体としての自転車安全利用促進に向けた取り組みとしての補助金であることのポリシーがしっかりと伝わってきます。
これらの情報は蒲郡市のつぎのページに記載されています。
小径電動アシスト自転車と東奔西走プロジェクト
まとめといってもたいへんシンプルですが、ハイブリッド自動車やPHEVに減税や免税措置があるのならば、電動アシスト自転車にもやはり補助金は必要です。もともと人力で漕いでいた自転車だから脱炭素とは無縁だろうといわれるかもしれませんが、蒲郡市のホームページに記載のとおり、通勤、通学や買い物、そしてふだんの暮らしの中で、オートバイや自動車から積極的に電動アシスト自転車を取り入れていくのはまさしくGXにほかなりません。
実際に小径タイヤといわれる20インチの電動アシスト自転車で、稲沢市内を駆け巡る「東奔西走プロジェクト」というトライアルを実施しています。
このプロジェクトでは、足つきや取り回し、一回の充電あたりの走行距離、バッテリーの持ちなど、幅広い年齢層の方がスムーズに電動アシスト自転車を生活の中に取り入れることができるかについて、実体験からしかわかりえないさまざまな視点を織り込みつつ、稲沢市で暮らしていく上で最適なQOL向上のヒントを模索しています。
「このまちをデザインする」をモットーに、日本のほぼど真ん中、愛知県の最西、すでに半生を過ごしたここ稲沢市でエヴリデイ東奔西走中!
” ONE! INAZAWA – Our New (Next) Experience ”
当サイトは、2008年からはじめたブログ「ニュース!1730(イナザワ)」を継承しています。
二十歳ではじめての国府宮はだかまつり参加以来、市内勤務を経て2001年より稲沢市在住。その後、長女の出産、ボランティア活動などあらゆる出会い、体験・経験を経て、2008年より祖父江町四貫地区(長岡校区)にて居を構えています。
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