ついに大台の第10話だぞい
現代の便利な暮らしは、そのほとんどが「熱」交換で成り立っているっぽいことを前回は触れたんだよね
ガソリンを例に挙げたぞな
そう
クルマのエンジンがわかりやすいな
液体としてのガソリンを霧化した上で圧縮して燃焼させることで回転運動に変換しているよね
その結果、クルマは前に後ろに進むけど、エンジンは熱くなるぞい
熱くなりすぎないように冷やさなくちゃならないし、そして排気ガスも出る
回転運動のついでに発電もしてたりするんだワン
原油を精製してつくられた自動車用のガソリンは、まさに地球資源をエネルギーに交換しているわけだ
その代償として、いろんな廃熱が必要になるぞい
焦点になるのは、じゃあその熱はいったいどうなるかってことなのさ
ほむほむ
車内を暖めるヒーターとして再利用する、これはすばらしい仕組みだね
でも、エンジンが停まると急速に車内は冷えだすぞな
永久機関といわれるものが生まれないのも、それが理由なんだよ
こんばんは、髙村むねかつ です。
2023年は、生み出したエネルギーをいかに大量かつコンパクト、そして安全に蓄えられるかという研究の成果が多く公表された年でもあります。けれども、生み出したエネルギーはいずれ消費され、またあたらしいエネルギーを生成しなければなりません。
いまのところ無尽蔵ともいえるエネルギー源が太陽光であり、世界的にソーラーパネルが普及している事実はこの裏付けによるものですが、今度は蓄電に加え送電の限界突破にも言及されるようになってきました。
消費者として、日々の暮らしの中で地球資源の限界を感じることはいまのところまったくありません。レギュラーガソリンのリッター価格に右往左往する中で、でもです。
「餅は餅屋」といいますが、エネルギーの研究については政府や研究機関、企業だけが考えればいい時代はもう終焉を迎えました。資源枯渇や環境問題を叫びたいわけではありません。ああいったプロパガンダのようなものは、とてもおもしろくありません。
使えるエネルギーが、いまのところ身の回りに満ち溢れている、このあたりの奇妙で原始的な感覚を共有するべき時代が来ています。
本日はこれにて失礼します。
「このまちをデザインする」をモットーに、日本のほぼど真ん中、愛知県の最西、すでに半生を過ごしたここ稲沢市でエヴリデイ東奔西走中!
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二十歳ではじめての国府宮はだかまつり参加以来、市内勤務を経て2001年より稲沢市在住。その後、長女の出産、ボランティア活動などあらゆる出会い、体験・経験を経て、2008年より祖父江町四貫地区(長岡校区)にて居を構えています。
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