5/22は #サイクリングの日!ツアラーの姿を見かけない日はない稲沢市のポテンシャル:その1

自転車の安全利用

先日、我が家にヤマハの電動アシスト自転車「PAS SION U」をお迎えしたことを投稿しました。20インチのちいさなタイヤのその出で立ちはなんともレトロポップ!ひとまずのメンテナンスが済んだので、ここのところ毎日ちょい乗りでもいっしょに出かけています。もちろんあのお気に入りのヘルメットをかぶってです。

近年、自転車店、サイクルショップから電動アシストではない20インチサイズの新車は姿を消しました。その背景には、同じ20インチタイヤが主流の折りたたみ自転車の存在があります。折り畳めるということはとうぜん持ち運びを前提にしており、比較的軽量で取り回しもよく、変速機つきになるとさらにスポーツ性も高いため、目立った弱点が見当たりません。ビル、マンションではエレベーターに乗せ自室に運べるので、名古屋市でも都心部に近づくほどこの折りたたみ自転車を見かけるようになります。

実用だけじゃもったいない自転車のたのしさ

実は、わたしの母がその電動アシスト自転車ではない20インチのシティサイクルの愛好家です。以前は、26インチの自転車にさっそうとまたがり片道10km以上の距離もものともせずお買い物に趣味に駆け回っていました。あるとき、たまたまわたしの手元にその電アシじゃない20インチの自転車がやってきました。電池の充電の手間がありもともと電動アシスト自転車が好きになれない母に乗ってもらうことになったのですが、それ以来「大きい自転車は不安」とすっかりお気に入りの様子です。

前日5/21(日)は父の日でしたが、なにもしてあげれなかった母の日のかわりに、前輪のタイヤチューブ交換などいくばくかのメンテナンスをしてあげました。たいそう喜んでくれたので、自分の不義理さにかえって申し訳なかったなと反省しています。ただ、メンテ中にもあらためて感心していたがそのつくりの良さです。こじんまりとしたデザインなのにひとつひとつの部品の質が高く、ラベンダーのおしゃれなカラーリングのくせに質実剛健。これまで幾人もの方に自転車の整備を教わってきました。あいかわらず未熟なのがとても恐縮ですが。ただ、習っているときにリアルタイムであまり理解できなかった「自転車の素性」の意味がこのところほんとうに身にしみて伝わってきます。

さて、20インチというタイヤのサイズは、ちょい乗りには最高のポテンシャルを発揮しますが、長距離にはやはり不向きだと言わざるを得ません。母もすっかり自転車で遠出をすることはなくなりました。こうした自転車とくらしの関係は日本全国に共通したものでしょう。その反面、趣味性の高い自転車としてクロスバイク、ロードといったスポーツサイクルがたいへんな人気を博しています。

以前、観光のお仕事の中で取り組んだのが、このスポーツサイクル愛好家のかたたちの需要調査です。休日ともなると色とりどりのヘルメットや装備の自転車ロードツアラー(ロードバイク・スポーツバイク)のみなさんの姿で稲沢市内の市道、県道はとてもにぎやかになります。とちゅうのコンビニなどでポールに愛車をもたれかからせて休息をとる姿なんかはとてもかっこいいですね。とくにこの日曜日はタイトルにありますとおり #サイクリングの日 でしたので、PASといっしょに馬飼大橋にちょい乗りで出かけたときにもたくさん遭遇しました。

1961年、「スポーツ振興法」の制定によりサイクリングは国民の心身の健全化に有効なスポーツとして 国が奨励することが明文化されたのを契機に、1964年5月22日、文部大臣からサイクリングの普及推進を目的とする 公益事業を行う財団法人として認可され設立された。この日は2009年4月20日、記念日「サイクリングの日」と協会に宣言されている。

引用元:Wikipedia

ツイッターでもこのハッシュタグでものすごい盛り上がりを見せています。

しかし、ヘルメットの着用義務や電動アシスト自転車の普及、電動キックボードの登場など、自転車を取り巻く環境は大きく変わりつつあります。それに呼応するかたちで、この稲沢市でもさまざまな施策が始まっていますね。

以前アップしていたライフログ「ニュース!1730(いなざわ)」の再公開に向けて記事を整理している中でふと目に止まったのが、市内を斜めにつっきるサイクリングロードの存在です。

この話題は、シリーズとして投稿していきます。