稲沢市では自転車ヘルメットの購入に最大2,000円の補助金があります。

稲沢市では自転車ヘルメットの購入に2000円の補助 稲沢市のこと

令和5年4月1日より、自転車のヘルメット着用が”努力”義務化になったことをこれまで何度かにわたり記事にいたしました。努力すべき義務として、いまのところ未着用で運転をしても罰則はありません。しかし、頭部を保護することで多くの場合に最悪の事態を防げるのは事実です。

車道を走る際はどうしても速度差のある自動車との接触の可能性が高くなり、逆に道路交通法で認められた歩道走行をする場合は歩行者に対して加害者となる可能性があるなど、実は自転車は運転する際に考慮すべきことがたいへん多い乗り物なのです。

自転車で楽にスゥッ~と走ってるときの速度

このところ稲沢市内を電動アシスト自転車PASで駆け巡っています。もちろんヘルメットを被ってですが、バッテリーがじゅうぶん持つので変速3段固定で流すようにゆったりと走るよう心がけています。そのときの速度が平坦地でだいだい時速12~15kmです。モーターのアシスト力と自分の脚力のバランスのよい速度、つまり長く乗っていても疲れない走り方をイメージしたときのスピードでこれぐらいだとお考えください。これ以上遅いと目的地がやたらと遠く感じられ、これ以上のスピードを維持しようと思うと自分の体力との勝負になってきます。

稲沢市内のクルマの制限速度は、市道や県道で時速30kmや40km、2車線のところだと50kmという区間がほとんどです。さきほど述べました”自転車で流す速度”というのはその2分の1以下といえますが、むき身で風を切って走る自転車ではやはり「体感速度」なるものが関わってきます。クルマの車内で感じる時速15kmとの違いがまさしくこれです。

サイクルコンピューターアプリはおすすめです

対クルマの防衛運転について、ずぅっと自転車のスピードのことを考えていてサイクルコンピューターをいろいろ物色していました。しかし、商品レビューを読んでいくうちにその投稿日付が新しくなるほど「アプリを見つけてからもう使わなくなりました」といった書き込みを多く目にするようなったのです。実際に導入してみると「なるほど、これは現物のサイクルコンピューターは不要だな」と納得しました。GPS(衛星)で速度がわかるのでスピードメーター誤差もほとんどありません。また、走行の経路、軌跡などさまざまなデータをスマホにそのまま残すことができます。そのアプリで確認したのが、その”楽にスゥッ~と走ってるときの速度”です。もちろん感覚は私基準ですが。

さきほどの体感速度ですが、クルマでいえば「思った以上に速度が出ている」、逆に自転車では「もっと早く走らなければ」という焦燥感から来る危険性に警戒を促すキーワードとなります。アプリを導入してみて通勤、通学の途中の記録をとるなど、ぜひご自身の自転車との付き合い方を考えてみてください。ヘルメットをかぶることのたいせつさを感じる機会になるかと思います。

稲沢市の自転車購入補助金について

補助額は最大2分の1で2,000円までと、つまり4,000円以上の値段のヘルメットが購入目安になりますね。また、かならず稲沢市内で購入したものであることにご注意ください。いまも入手できないとお嘆きのかたも多く、今回たいへん心苦しいご紹介になっています。

補助対象ヘルメットの要件(次のいずれにも該当するヘルメット)
・令和5年4月1日以降に購入したヘルメット
・SGマーク・JCFマーク等安全性の認証を受けた新品の自転車用ヘルメット
・稲沢市内の店舗等で購入したヘルメット

※通学用ヘルメット、学校行事等で使用するヘルメットは補助対象ではありません。

稲沢市HP:稲沢市自転車乗車用ヘルメット着用促進事業費補助金より

申請には専用用紙への記載が必要になります。書類や記入例が稲沢市の以下のホームページ上に用意されています。購入店で記載してもらう事項もあるので、ぜひ事前にご準備ください。

稲沢市自転車乗車用ヘルメット着用促進事業費補助金
http://www.city.inazawa.aichi.jp/kurashi_tetsuzuki/anzen/kotsuanzen/1007749.html