これまでeスポーツの企画、開催について触れてきました。今回、唐突にゲーミングジャンルの単発タイトルを投稿しますが、その理由は「クリエイターの端くれとしてこれは看過できない」と感じたからです。
ストーリーやシナリオ、アルゴリズム、キャラメイク、BGMなどなど、映画以上にあらゆる体験をもたらしてくれるゲームは日本が世界に誇れる文化のひとつです。それは、現在公開中の「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー 」のグローバルヒットが論より証拠。火を見るより明らかですね。こうしたコンテンツこそが、経済効果はもちろんのこと未来の資質、人材の発掘、育成に繋がるものだと信じてやみません。
さて、タイトルがやたらと長いですが、この作品は言葉だけでは形容しがたいのが本音。「ミッション(すこし間を置いて)ワ~ン、スタート!」の掛け声ではじまる名作ゲーム「メタルスラッグ(SNK)」そして「R-TYPE(アイレム)」(!!!)の当時の制作陣、クリエイターが集結してもうすぐ世に生み出される作品がこちらです。
舞台は変わっていますが、このハードボイルド感はまさしく現代に蘇った「メタルスラッグ」!
インディーゲームとして、ゲーミングプラットフォームSTEAMからリリース予定の『Black Finger JET(ブラックフィンガージェット)(仮)』ですが、海外ファンも多くもつメタルスラッグの実質的な最新作とあって世界中を巻き込みながらその界隈ではいまめちゃくちゃに話題となっています。
これまたバズる要素が多すぎてどこから説明して良いのか悩むとことですが、そもそもレトロゲー愛好家であり、また、同じ職種(クリエイター、ドッター、スプライト制作)をほんのわずかでも経験したことのあるわたしとしては、やはり同タイトルが完全ドット打ちで制作されている点を挙げざるをえません。
そのドット絵で話題沸騰しているメンバーがakio氏(@akio_1963)です。同氏のツイートでは制作当時の秘話、裏話が漫画化されていて、あの巨大な熱量にあふれていた当時を知るものとしてこれまたかなり刺さります。あれだけのコンテンツを残したクリエイター陣がこうして何十年もくすぶり続けていた日本のゲーム文化のありかたに不安すら感じます。
また、紆余曲折はありましたが、オリジナルをリリースしたアイレム、SNKがどう見ているのかも個人的には実は気にかかるところです。
特に、海外に多くのファンをもつKOFのIPホルダーであるSNKは、2021年にサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子によって設立された非営利団体「Misk財団」に買収され、そのオイルマネーにより新たな展開を迎えています。
グローバル(世界情勢)で見ればこうしたクリエイティブへの投資はますます盛んであり、たしかにドット絵(ピクセルアートと呼ばれています)は制作上の手間も足かせも多いのですが、今後もひとつの文化として定着し日本国内でも若手が育ってくれるとうれしいですね。トビー・フォックス氏制作の名作ドット絵RPG「UNDERTALE」のようなあの爆発力は、きっとまた再現できるはずです。
横シューは得意ではないのですが、それこそ下手の”横”好きでたま~にプレイしているタイトルのひとつ。STEAMでアーリーアクサスが始まった瞬間に購入(むかしはなぜか”開発”でしたね)しようとすでにウィッシュリストに入れました。
Black Finger JEThttps://store.steampowered.com/app/2415500/Black_Finger_JET/
ベルトスクロールアクションに期待するのは?
横に画面がスクロールしていくゲームデザインは「ベルトスクロール」や「プラットフォーマー」と呼ばれています。このジャンルで、世界で一番有名なのは「スーパーマリオブラザーズ」なのは間違いありません。2つのコントローラーでマリオとルイージを交代で動かしていたあの時代から、Wii版では最大4人の同時プレイにつながりました。
そう、毛色こそちがいますが、同タイトルのマルチプレイに期待しています。eスポーツの健全な発展に向けても。
「このまちをデザインする」をモットーに、日本のほぼど真ん中、愛知県の最西、すでに半生を過ごしたここ稲沢市でエヴリデイ東奔西走中!
” ONE! INAZAWA – Our New (Next) Experience ”
当サイトは、2008年からはじめたブログ「ニュース!1730(イナザワ)」を継承しています。
二十歳ではじめての国府宮はだかまつり参加以来、市内勤務を経て2001年より稲沢市在住。その後、長女の出産、ボランティア活動などあらゆる出会い、体験・経験を経て、2008年より祖父江町四貫地区(長岡校区)にて居を構えています。
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