家庭ごみ収集に一石を投じるか?徳島市が本気を出した!燃えるゴミの驚きの新名称とは?

保健衛生

そのパワーワードを見た瞬間「目を疑うとはこのことだ」と妙に納得してしまったこの話題。その新名称は『分別頑張ったんやけど、燃やすしかないごみ』だそうです。方言を練り込んでくるあたりにさらにエイプリルフール的なネタ感を感じさせますが、徳島市によると”ガチ”だそうです。

そのツイートがこちら。みなさん、コメントなりRTで草を生やしまくっていますね。

ユーザーによる投票もはじまっていますが、さて結果はどうなるのでしょうか。

微笑ましいのが、あの虚構新聞もこの件について”うちのネタではない”とわざわざコメントを出しているところ。あのサイトのことですから、もしかしたら”いっちょガミ”かもしれませんが。

この経緯経過は、Yahoo!の記事がくわしくわかりやすいです。

徳島市「燃やせるごみ」の新名称が話題「分別頑張ったんやけど…」 ネット「エイプリルフールかと」
https://news.yahoo.co.jp/articles/674ecf8796ded6ed79b6e98c58afa4bea033ee3d

該当の徳島市公式ページはこちら。☆がまぶしいですね。

☆「燃やせるごみ」を「分別頑張ったんやけど、燃やすしかないごみ」に変更します☆
https://www.city.tokushima.tokushima.jp/kurashi/recycle/sonota_gomi/oshirase_gomi/NameChange.html

その中で「燃やせるごみの中に、分別することによって、資源として再利用できる紙ごみが多く含まれています。市民の方の分別意識を高め、ごみ減量化と資源の再利用化を図ることを目的として~」という記載が目にとまります。すると、減量化はともかく、再資源化についての仕組みはどうなっているのでしょうか。この取組みの意図が現状と合致することで今度はおのずと再資源化の最適化が着目されることになるはずです。このあたりをサイト上に動線・導線としてリンクなりで指し示していけばさらによりよい成果がもたらされるのでは。UI・UXと呼ばれるジャンルですが、日本全国の行政サービスのWebサイトに共通して見られる弱点がまさしくここですね。

こう、なんというのか”民間感覚”のプロモーションになるのでしょうか。
行政が”民間のノリ”を発揮したときに発生する、本来の四角四面的堅さの真反対のイメージがもたらす爆発力はすさまじいですね。「あそびじゃない!至って本気だ!」ということをしっかりと伝えることで無駄な延焼もしないでしょうし。とはいえ、超えてはいけないギリギリのラインのようにも思えます。そうしてジャッジがむずかしいからこれだけ話題になっているんですよね。やってることはけして悪いことじゃない、と。

こうしたキャッチフレーズだと最近では日清食品の袋麺「これ絶対うまいやつ♪」とかもそうですね。さいきんの同社のノリもかなりのところまで来てると感じています。「はじめまして松尾です」コラボは個人的に刺さりまくりです。

どうしても難しい内容となりがちなゴミステーションの記事を書こうかとしていた矢先のニュースでしたが、行政がこうくるとはなるほどなあ…。飛び道具というのか、公式チートみたいなもんですよ、これ(褒め言葉)。