いなざわ東奔西走プロジェクト

稲沢市内を20インチの電動アシスト自転車で駆け巡るクエストにチャレンジ中です。

南海トラフ地震はいつ起きるのか?稲沢市内の各種ハザードマップも読み解いてみる。

災害・ハザードマップ

【2023年6月21日アップデート】
次の新規投稿をいたしましたので、あわせてご覧ください。

わたし個人としての強い祈りを込めてですが、今しばらく、といっても30~40年くらいは南海トラフで起こるといわれている超大型連鎖地震は眠っていてくれるのでは、と考えています。その根拠は後述するとして、いま現在、南海トラフ地震で想定される震度や津波の高さについて、国土交通省 気象庁のホームページでは下の画像のとおり公表されています。

南海トラフ巨大地震の震度分布
南海トラフ巨大地震の津波高

このままだと被害がわかりづらいので、愛知県が公表しているマップから稲沢市を拡大して加工抽出してみたのが以下の画像です。まず、揺れ具合を示す震度からですが、市内全域に渡り震度6弱が予想されています。この大きさですと、近年の建築物の耐震構造であればほぼ倒壊は見られないはずです。実際に東北大震災においても平地部にでの地震そのものでの倒壊被害はあまり大きいものではありませんでした。

愛知県 東海地震・東南海地震・南海地震等被害予測調査(平成23-25年度)」による震度ハザードデータ

次は津波です。こちらは稲沢市への直接的な被害が予想されていないため、県西部全域を加工抽出しました。

愛知県 東海地震・東南海地震・南海地震等被害予測調査(平成23-25年度)」による津波ハザードデータ

次に地震による津波の遡上による浸水深ですが、海抜そのものはそれほど高くない稲沢市にあっても、かろうじて被害は逃れられそうです。

愛知県 東海地震・東南海地震・南海地震等被害予測調査(平成23-25年度)」による浸水ハザードデータ

こうしてみると、稲沢市は震度6弱という揺れ以外では比較的セーフティであろうという予測がたちます。しかし、問題はまだまだ残っています。木曽川河畔に接する土地であることから地盤がとてもゆるく、たとえば基礎杭が地下30メートルまでいっても立たないなどの建築業界の情報もあります。

この点は、後日、別エントリーとして次に投稿しています。

さて、南海トラフ巨大地震はそうすぐには起こり得ないのでは?という根拠です。それは戦時下で秘密にされたという以下の2つの地震によるものです。

1944(昭和19)年12月7日に発生した東南海地震、1945(昭和20)年1月13日に発生した三河地震は、第二次世界大戦の敗戦濃厚となった時期に発生した地震である。東南海地震と三河地震をあわせた被害規模は、死者・行方不明者が約3,500人、住家・非住家全壊が約5万棟にのぼったが、特に名古屋重工業地帯の被害は甚大で、軍用機をはじめとする軍需生産力にも大きく影響したといわれている。このため、地震に関する調査資料は極秘とされ、戦時報道管制の下、
被害に関する報道も厳しく統制された。(内閣府 防災情報のページ 第6章 戦時下での地震 第1節 報道管制の概観より)

https://www.bousai.go.jp/kyoiku/kyokun/kyoukunnokeishou/rep/1944_tounankai_jishin/pdf/10_chap6.pdf

すでに70年ほど経過していますが、この地域の地震エネルギーはおそらく開放されているのでは、という考えです。そのため、30~40年というスパンを前置きしたわけです。この点を深掘りした別の記事を後日エントリーしました。それが次の投稿です。