野外で音を出したい、というとても当たり前の欲求:その3~eスポーツ編Ⅱ

eスポーツ・ゲーミング

前回、野外イベント企画において「eスポーツ」が開催できないかといろいろ模索していたことをお伝えしました。

タイトルにあるような”音を出す”ことに主眼をおいた企画ではありませんが、根本的な課題は同じなのでいましばらくシリーズとして継承しておきます。

ただ、野外や屋外で音を出す場合に必要な音響機材に加え、実況用の大型モニター・ディスプレイや各プレイヤーごとのコンソールが必要になってくるので、ただ音を出すよりかは幾分ハードルが高くなります。また、雨天対策についても、小雨で決行できるくらいの覚悟で行くならば大型のテントも必要になってくるでしょう。観客が動員できるかどうかは別としてですが。

これに加えてもっとも大切なのがネットワーク敷設ですね。こう書くと仰々しいですが、単なるLANのことです。今どきは無線・Wifiの全盛期なのでいともたやすくできる感じがしますが、「eスポーツ」を名乗る限りそこは”遅延”に対しての配慮は大会としての姿勢・ポリシーにおいて重要なファクトだと考えます。

とはいえ、有線LANケーブルでネットワークを組むだけなんですが。ただし、設計上、ネットワーク部材の質・クオリティには気をつけなければなりません。それでも、今では高規格のものが安価に手に入るので設計の自由度も高まります。予算にやさしい良い時代になりました。